聖なる者となりなさい

第一ペトロの手紙1章13~25節  牧師 鈴木光

第一ペトロの手紙から、具体的なクリスチャンの生き方について聞きましょう。

1.聖なる者となりなさい(13~16節)
最初に語られているのは「生活のすべての面で聖なる者となりなさい(15節)」ということです。言い方を変えれば、天の国に本籍のあるものとして、この地上の旅路においても、天国の価値観や生き方で生きるようにすることです。具体的には、まずイエス様や神様を知らなかった時の価値観や生き方を生まれ変わった気持ちで一新することです。また、神様(イエス様)が聖なる方なので、その方に倣った生き方をすることです。長年培った価値観や生き方を変えるのは簡単ではないかもしれませんが、始める前から諦めてはいけません。そのプロセスも神様が助けてくださるのが聖書の御言葉の約束です。苦難や失敗も、むしろ成長や変化の機会になっていきます。

2.主を畏れる生活しなさい(17~21節)
第二に「公平に裁かれる方を畏れて生活すべき(17節)」ということです。これは罪の私たちは裁かれるから「恐れなさい」という意味だと誤解してはいけません。確かに、本来の私たちは神様との関係において裁かれる時、ただ滅びるばかりのものですから恐れるべき状況でした。しかし、その罪はすべて十字架の上で「キリストの尊い血によって」赦されているのです。罪とは真逆の天地創造の前からおられる主であるイエス様が、「畏るべき」形で私たちを赦してくださったので、その愛に感謝と畏れをもって生活するのです。神様の目にあなたはイエス様と引き換えにして惜しくないほどに、高価で貴い存在なのです。この畏れるべき事実を受けとめて生きましょう。

3.清い心で愛し合いなさい(22~25節)
三つ目に「清い心で深く愛し合いなさい(22節)」と言われています。イエス様自身が最後の晩餐の席で、「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい(ヨハネ13:34)」と言われました。まず、イエス様に愛されていることを受け取ること。そして、その愛されているように、今度は互いに愛する者になりましょう。イエス様に倣ってですから、自分の感覚的な愛情の話ではありません。具体的には、「永遠に変わることがない」主の御言葉(聖書の言葉)に聞いて、行うのです。

<思い巡らし>
聖なる者となる/主を畏れる生活/イエス様に愛され互いに愛する