小さな事を忠実に

ルカによる福音書19章11~27節  牧師 鈴木光

イエス様がたとえ話をとおしてメッセージを語ります。

1.小さな事に忠実に
たとえの内容はこうです。「ある人が王位を受けるために旅に出るにあたり、しもべたちに資金を渡して商売をして待つように言います。帰ってきてみると、ある者はそれを10倍や5倍にしていました。王は彼らをほめます。ところが、ある者は王が怖い人だと思って、ただ資金を隠しておいてそのまま返します。王は彼の行動は良くないと言います。」
それぞれ、王はイエス様を、しもべは私たちクリスチャンをたとえています。特に注目したいのは、王がよく働いたしもべに「お前はごく小さな事に忠実だった」と言ってほめたことです(17節)。小さな事に忠実であれ、と主は言われます。
神の国に直接関わるわかりやすく信仰的なことだけでなく、ごく普通の世の働きも主に仕える者として私たちは忠実であるべきです。また、自分で何の役にも立ってないと決めつけて、最初からあきらめるのではなく、小さな事でも主にささげていく人を主は祝福されるのです。

2.神様との関係はどうか?
そもそもの話ですが、このたとえにはもう一組、そもそも王を認めずに敵対する者たちも登場し、最後は滅ぼされてしまいます。前提として、まずはイエス様を王としてお迎えしましょう。
その上で、何もせずにいた「しもべ」は、勝手に神様のイメージを自分で作り上げていました。主は「預けないものも取り立て、蒔かないものも刈り取られる」かただと勝手に思い込んでいたのです(21~22節)。
実際、神様はご自身が与えたものではない、「罪の問題」を身代わりに刈り取られた方です。しかし、それは愛と赦しの話であって不満を持たれるのはまるで筋違いだと誰でもわかります。
私たちは神様のイメージを勝手に作り上げて、勝手に距離を作ることが多々あります。決めつけるのではなく、じっくり神様を求めて関係を築いていきましょう。

3.どのように応答するべきか
「持っているものはさらに与えられる(26節)」のですから、失敗を恐れず主に信頼して行動すること、小さいことも忠実に、できることから始めていきましょう。

<思い巡らし>
小さな事に忠実に/主に信頼して挑戦/できることから恐れずに