約束された聖霊

使徒言行録2章32~42節  牧師 鈴木光

ペンテコステ(聖霊降臨祭)です。2000年前に聖霊が与えられて教会が始まったことを覚え、今も続くその恵みを感謝して主を礼拝しましょう。

1.約束された聖霊
ペンテコステのその日、弟子たちはイエス様に言われたとおり、都のエルサレムにとどまり集まっていました。そこに聖霊が降り、弟子たちは様々な言語で神様の御業を語り始めました。騒ぎに気づき集まって来た人々に、ペトロが代表して立ち上がり、堂々とメッセージを語ります。今日の個所はその終盤です(32~36節)。
ペトロは、この出来事は「約束された聖霊」によるものだと語ります。確かに聖霊が与えられることは、かねてからイエス様によって幾度も語られていました。ご自分が天に帰っても、代わりにご自身の霊である聖霊が来るとイエス様は約束していました(例:ヨハネ16章など)。この日、約束のとおりになったのです。
また、聖霊を受けると弟子たちは力を受けて、復活の証人となると言われていました(使徒1:8)。イエス様が十字架にかけられてからは、恐れて閉じこもっていた弟子たちでしたが、実際に聖霊を受けて語り始めたペトロのメッセージは大胆で力強いものでした。これもまた約束のとおりでした。

2.わたしたちに与えられた約束
ペトロのメッセージ心打たれ、応答したいと願った人々に、ペトロは「悔い改めて、洗礼を受け」、罪を赦されて、聖霊を受け取りなさいと言いました。そして、この信仰によって赦され、聖霊を受け取る約束は、この先も、どこででも、「主が招いてくださる者」全員に与えられる約束だと告げました(37~39節)。
そうです。この約束は時代と場所を超えて、今も私たちに与えられている変わらない約束なのです。悔い改めて信仰を告白し、赦され、聖霊を受けて、私たちも新しい信仰の生き方を始めましょう!

3.新しい生き方
こうして生まれた教会は、今に至るまで(もちろん私たちの教会も)歩みを続けています。ペトロが結びに勧めたのは「邪悪なこの時代から救われなさい(40節)」ということでした。いつの時代も罪のある人間の世界の問題は変わらずありますし、私たちも皆、同じ罪の根を持っています。しかし、だからこそ、イエス様を信じて新しい生き方を共に始めていきましょう。

<思い巡らし>
イエス様の霊が与えられる/悔い改め信じて受ける/新しい生き方