声をあげて喜べ
ゼカリヤ書2章14~17節
メリークリスマス! イエス・キリストの誕生を、声をあげて喜びましょう!
1.主イエスが来られた
今日の御言葉は「娘シオンよ、声をあげて喜べ(14節)」という力強い命令で始まっています。イエス様の誕生の500年も前の言葉ですが、間違いなく救い主であるイエス様のことを告げた預言の言葉です。
なぜ、私たちはイエス様の誕生を、声をあげて喜ぶのでしょうか。第一に、それは私たちを造られた主なる神様が「わたしは来て、あなたのただ中に住まう」という約束を実現されたからです。
主はすべてを造られた大いなる方です。私たちの想像をはるかに超えた方です。しかし、その高みから見下ろす方ではなく、私たちを誰よりも心にかけている愛の方ですから、自ら人となって私たちの所まで下って来られました。イエス様はこの地の私たちのもとに来て下さった。だから声をあげて喜び迎えるのです。
2.娘シオンよ
これは遠く外国の話ではありません。はるか昔に終わったおとぎ話でもありません。今、私たちのことが語られています。「その日」ユダヤ人だけではなく、すべての人々のためにイエス様は遣わされてきたと、人々は知って、主を信じると言います(15節)。「その日」はイエス様が生まれた日から続く「今日」です。
かつてユダヤの人々に対して、愛を込めて呼びかけられた「娘シオン」という言葉は、今私たちの名を呼びかける言葉でもあるのです。あなたもイエス様に選ばれた、声をあげて喜び主イエスを迎えましょう。
3.黙して見上げ、声をあげて喜べ
「すべて肉なる者よ、主の御前に黙せ(17節)」と言います。街の電飾や喧騒のゆえにではなく、まず静まって主に目を注ぎましょう。天の御座から立ち上がり、私たちのもとに来られたその姿に、声をあげて喜びをあらわしましょう!
<思い巡らしてみましょう>
主は人となって来られました。あなたも選ばれました。ハレルヤ!