近所も地の果ても
使徒言行録 1章6~8節
ビジョン礼拝の5回目、今日のテーマは「教会開拓」です。イエス様が教会に与えられた使命としての教会開拓を、御言葉から確認しましょう。
1.わたしの証人となる
イエス様は天に帰られる直前に、弟子たち(最初の教会)にこう語られました。
「あなたがたの上に聖霊が降ると、…中略…地の果てに至るまで、わたしの証人となる(8節)」教会の使命は、全世界でイエス様の証人となることです。つまり、イエス様が私たちを本当に救ってくださる主だと、証言する者となることです。
聖書はこの証言の集大成ですし、私たち一人ひとりも自分の信仰を通してそのことを知っていますから証することができます。
2.聖霊に満たされて
しかし、イエス様を証するのを恐れることもあります。イエス様はそのこともよくご存知で、「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける」と約束されました。使徒たちも初めは怖れて隠れて過ごしていました。しかし、まさに神様の霊が一人ひとりに降ると、驚くほど力強く、イエス様のことを証言し始めました(使徒2章以降参照)。
この約束は今ももちろん変わりません。私たちは聖霊に満たされて歩みましょう。「求めなさい、そうすれば与えられる」とイエス様は言いました。よく誤解して使われますが、これは聖霊が与えられるという約束の言葉です。聖霊を求めましょう。
3.近所も地の果ても
どこで証人となるのでしょうか。イエス様は彼らが「今いる場所」エルサレム、「同胞の住む近所」であるユダヤ、「異邦人の隣人」であるサマリア、そして文字通りの「地の果て」までと言われました。
あなたの今いる場所はもちろん、距離的・文化的に近所から地の果てに至るまで、いたる所に私たちは遣わされています。あなたが、また私たち教会が、神様に遣わされる場所を祈り求めて、力強く証人となりましょう。
<思いめぐらしてみましょう>
聖霊を求めましょう。あなたの遣わされているのはどこですか