繰り返し語られたこと

ルカによる福音書18章31~34節  牧師 鈴木光

エルサレムに近づく中で、イエス様は弟子たちに十字架と復活の予告を伝えます。

1.神様のご計画
イエス様は十字架と復活の出来事について、それが起こる前から繰り返し弟子たちに話されました。繰り返し語るのはそれが重要であるからで、なぜ重要かということも今日の個所から多く示されています。
まず、イエス様はこの話のはじめに「人の子(イエス様)について預言者が書かれたこと(旧約聖書)はみな実現する(31節)」と言いました。
十字架と復活の出来事は神様の大きなご計画です。決して急な思い付きではなく、成り行きでそうなっちゃったというものではなく、神様が私たちを愛しているからこそ準備して来られた大きな救いのわざなのだということが分かります。

2.わたしたちの話であること
続けてイエス様は「人の子は異邦人に引き渡されて、侮辱され、乱暴な仕打ちを受け、唾をかけられる(32節)」と言います。そして、実際ローマ帝国から派遣されている総督ピラトに引き渡され、ローマ兵たちの監督のもとで十字架にかけられます。そして、その監督だった異邦人の百人隊長こそが、「本当に、この人は神の子だった(マルコ15:39)」と証言するのです。
イエス様の十字架と復活の話は、単なる昔のユダヤの話ではなく、異邦人である私たち一人一人に関する出来事なのです。これはあなたの話だ、と告げています。

3.信仰の中心
そして、イエス様は明確に自分が鞭打たれて殺され、しかし、三日目に復活するということを語ります(33節)。聞き間違いようのないほどに、ハッキリと、しかもしつこく語るのは、やはり最も大事なことだからにほかなりません。
イエス様の十字架と復活は、まさに私たちの信仰の土台であり、中心的な出来事です。十字架によって私たちは赦しと愛されていることをしり、復活によって、命の確かな希望と平和を与えられます。
しかし、当時これを聞いた弟子たちは、本当のところどういう意味なのか分かっていませんでした(34節)。今の私たちも、最初はなぜそんなにも十字架と復活が大事か分からないのと同じです。しかし、「求めなさい、そうすれば与えられます」というとおり、聞く耳を持って求める者には神様が必ず応えてくださいます。

<思い巡らし>
神様の計画/あなたの話/信仰の中心/求めて受け取ろう