いやされる秘訣

ルカによる福音書7章1~10節  牧師 綿引久美子

イエス様をも驚かせた百人隊長。彼の言葉から『いやされる秘訣』を受け取ります。

1.イエス様の目に留まるふさわしい人(6~8節の「…」)
百人隊長は、ローマの役人です。彼は異邦人です。しかし、神の民であるユダヤ人に好かれ、自分の部下を信頼し大切にする人でした。また、礼拝を献げる会堂(シナゴーク)を建てたユダヤの神様を重んじる人です。神様の目に留まる人は、愛があります。自分を愛するように、自分の周りの人にも同じ気持ちを持てる人です。イエス様の言葉通りに生きる人です。『癒しの秘訣』はその人の生き方にあります。

2.権威を重んじる人(6~8節「…」)
百人隊長は、部下との関係が親密でした。深い信頼関係にあり、彼の持つ権威を重んじて、彼に従いました。神様が私たちに望む関係を、百人隊長は部下たちと築いていたのです。百人隊長自身は、真の神様(ユダヤの神様)の権威を認知していました。だからこそ、会堂を建てたのです。そして家来を癒すために家に来てくださった時も、「お伺いするのさえふさわしくない」と自分がイエス様の前に、出ていくことができるような者ではないことを、イエス様にお伝えしたのです。彼の謙遜な姿、そして神様の権威をまっすぐに信じていることがわかるその言葉に、イエス様は心を留められたのです。異邦人である彼にイエス様は目を留められます。『癒しの秘訣』はその権威を信じることにあります。

3.ワンランク上の信仰(6~8節「…」)
百人隊長がイエス様を驚かせるほど心に留まったのは、『イエス様の言葉の権威をも信じた』ところです。「信じた」のではなく、「信じきった」のです。『ひと言おっしゃってください』。「イエス様の言葉で私の部下は完全に癒される」その確信が彼にはあったのです。御言葉の権威を認知していたのです。自分の部下が自分の権威を認めて言葉通り従っていたことを通して、『信じる者に従う』ことをシンプルに実践したのです。『信仰』に生きる人は、自然に神様に従順になれることがわかります。
『癒し』は、神様が完全に実現することです。しかし、私たちはその神様の力をシンプルにまっすぐ信じることが難しいかもしれません。私たちのイメージする癒しと異なったやり方であれば、神様のなさった癒しに気づけないこともあります。すべての主権が神様にあって、それを私たちが信じきって任せること(ゆだねる)ができたなら、『癒し』が必ず起こることがわかるはずです。お言葉通り実現する神様を、私たちは知っているのですから、大胆に信じ切って歩もうではありませんか?
『奇跡』を起こす教会の歩みを一緒に楽しく進んでいきましょう!