マタイによる福音書21章1‐11節 

いよいよイエス様がエルサレムに到着し、最後の七日間が始まります。

1.主があなたを必要としている
 イエス様はエルサレムに入るにあたって、弟子たちに「ろば」を借りてくるように指示しました。具体的に、子ろばを見つけたら「主がお入り用なのです(必要としています)」と伝えて借りるように言います(3節)。
 「ろば」は旧約聖書では神様にささげられないものでした(参考出エジ13章)。しかし、イエス様はあえてその「ろば」を「必要」だと言って求めました。ここにイエス様の姿がよくあらわされています。
 「必要とされること」は私たちにとって欠かせないことです。イエス様はあなたを「必要」だと言って求めています。「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ(ヨハネ15:16)」と言われるとおりです。
 
2.主があなたを用いる
 「主がお入り用」だと言っている対象は実は複数形です。実際に連れて来られたのは、イエス様が乗る「子ろば」と、その母である「荷を負うろば」でした(7節)。
 おそらくまだ半人前で、扱いずらい「子ろば」の方をイエス様は必要とされました。そして、この栄光に満ちた瞬間に用いられました。
 イエス様自身が用いることで、私たちは活かされます。主よ、私を用いてください、と願いささげるものは幸いです。

3.主は憐れみをもって救う
 イエス様を大群衆は「ダビデの子(=救い主)にホサナ(=救ってください)」と歓喜の声で迎えました。彼らの求めていた救い主は、ローマ帝国から独立させてくれる革命家のようなリーダーでした。しかし、戦士が乗る「馬」ではなく、イエス様は「ろば」に乗ってきました。それは、イエス様の戦いと救いは、十字架による愛と憐れみの赦しであったからです。十字架の王を私たちも迎えましょう。

<思い巡らし>
イエス様が・あなたを必要としている/ あなたを本当に用いる/
愛によって十字架によって救いを与えてくださった