心を騒がせるな
ヨハネによる福音書14章1‐6節
永眠者記念礼拝です。天国で今、生きている兄姉とともに主を礼拝しましょう。
1.あなたの場所がある
イエス様は「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい(1節)」と言われました。弟子たちが「イエス様が十字架にかかっていなくなる(死んでしまう)」と聞いて恐れおののいたからです。
誰もが死への恐れ、そしてその先が分からない恐れを持っています。しかし、イエス様は「心を騒がせるな」と語りかけています。それは口だけの励ましではなく理由があります。「わたしの父の家(天国)」に、イエス様が場所を用意してくださると約束しているからです(2~3節)」天国にはあなたの場所があると言います。
2.行く道がある
そこに行く道も私たちにはハッキリと示されています。「わたしは道であり、真理であり、命である(6節)」とイエス様は言います。
イエス様は天国に行く「道」です。私たちはその歩みを見て、後について生きていきます。その先に天の父の国があります。また、イエス様は真理です。嘘ではなく真理です。もし、天国も永遠の命も口だけなら大変なことです。しかし、イエス様は実際に復活して証ししました。そして、イエス様はその「先にある命」を私たちに与えてくださる方です。
3.ほかに道はない
続けてイエス様は「わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない(6節)」と言います。別の個所では「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこからはいる者が多い(マタイ7:13)」と言います。狭い門は入りづらい門ではなく、私たち一人ひとりを知っている神様が、「よく来たね、愛する子よ」と声をかけて招き入れる門です。あなたの場所を用意している主は、入る門を備えて待っています。だから「心を騒がせるな。神を信じなさい」。天国での再会に向けて、安心してイエス様にゆだねて歩んでいきましょう。
<思い巡らし>
天国があり、あなたの場所があります/行く道があります。