天からのしるし

マタイによる福音書16章1~12節 

神様の時がまじかに迫った、ペトロの信仰告白直前のイエス様の言葉です。

1.天からのしるしと時代のしるし(1~3節
 イエス様の権威(天からのしるし)は、誰もが喜んで迎えるわけではありませんでした。ファリサイ派とサドカイ派の人たちがイエス様のもとに来て、「天からのしるしを見せてほしい」と願いました。彼らは質問とは逆で、神様の権威のないことを確かめに来たのです。イエス様は答えます。「時代のしるしは見ることはできないのか」。
 天からのしるしは、イエス様が救い主であることですから、人の目に見えないしるしです。神様のご計画を知らなければ見ることはできません。彼らは宗教指導者でありながら、神様のご計画を知らない人たちです。

2.ヨナのしるし(4節)
 神様のご計画は、旧約のヨナの出来事を通してすでに与えられています。「ヨナのしるし」それは、人の子の死と復活のしるしです。(同12:40)イエス様は、後に起こる神様のご計画を、信じない彼らにもお伝えになってその場を立ち去っていきます。

3.神の時のしるし(11~12節)
 弟子たちは、この前の箇所で、成長した姿を現しました。しかし、神様のご計画を知らない彼らと出会った時、イエス様の言葉の意味が理解できなくなります。目に見てるものに心が奪われてしまうからです。『ファリサイ派とサドカイ派のパン種に注意しなさい』。「パン種」は、神様のご計画を見えなくする彼らの教え」です。彼らは、イエス様の言葉によって、再び神様のご計画に目を留め、この後信仰告白へと導かれるのです。
 神様のご計画には、「時」があります。そして、神様のご計画は、神様のお決めになった「神の時」で実現していきます。神様のご計画を知る(信じる)人は、神の時のしるしを生きるのです。信仰と神のことばによって見ることのできる時間に生きています。
~神様の時に生かされている自分を知っていますか?求めていきましょう。