天の国に通じる道

マタイによる福音書7章13~23節 

イエス様は、山の上で弟子たちに、天の国の住人としての歩みを教えます。

1.2つの門と2つの道(13節)
 クリスチャン1%未満の日本に住む私たちは、すでに狭い門は通過しています。神様にあっては「祝福された人たち」です。狭い門の先にある道は、やっぱり狭く私たちの歩む時、つまずいたり、転んだり決して一筋縄ではないかもしれません。しかし、転んで擦りむいた傷は神様によって癒され、倒れた時には神様が起き上がらせてくださる、いつも神様のサポートのある安心が約束された道です。

2.2つの木と2つの実(17節)
 私たちは、良い木です。ですから、良い実がたわわになっています。しかし、私たちは、良い木である自覚がありません。自分でたわわになる良い実を見つけることができないからです。良い実は、私たちを通して神様が育て、熟した実にして収穫します。神様とつながっていたら、実は自然と大きくなり、ちゃんと時にかなって収穫が出来るのです。自分の栄養が、神様から与えられていることを忘れてはなりません。
 
3.2つの告白と2つの応え(21節)
 私たちのことを神様はよく知っています。ですから「あなたを知らない」と言われることはありません。なぜなら、神様に「あなたは私の主、救い主です」と告白した人は、天の国に国籍があり、天に名前が刻まれているからです。天の国に通じる長く狭い道を歩み、たくさんの良い実を実らせ、いよいよ天の国の門に来た時、天使たちもイエス様も名前を呼んで「よく来たね、待っていたよ」と声をかけてくれる約束があるのです。

 人生いろいろあります。良い時も悪い時もあるでしょう。しかし、ゴールは一つです。そしてそこに、究極の祝福があなたを待っています。神様を信じて人生を生き抜くクリスチャンライフ、試練も笑って大きく腕を振って、楽しく歩んでいきましょう。