聖霊に満たされよ
使徒言行録 2章1~11節
ペンテコステ(聖霊降臨祭)です。私たちに聖霊(神様の霊)が与えられたことを喜び祝いましょう。
日本キリスト教団勝田教会さんの投稿 2020年5月30日土曜日
1.一つになって、集まって
イエス様の復活から50日目、既にイエス様が天に帰ってから10日後のことです。イエス様自身から「聖霊を待っていなさい」と言われ、そのとおり弟子たちは「一つになって集まって」いました(1節)。そこに神の息が吹きつけ、家じゅうに響き渡りました。
かつて私たち人間が造られた時に、神様は命の息を吹き入れましたが、その後、人間は神様を裏切って離れてしまいました。いわば、霊的に仮死状態のようになっていた私たちに神様はもう一度息を吹きこんだのです。新しい命が始まるように!
大切なことは彼が心を一つにして待ち望んでいたことでした。私たちも聖霊に満たされることを求めましょう。今、またここで。
2.一つの霊が、一人一人に
聖霊は目に見えないものですが、この最初の降臨の時、「炎のような舌」の姿で現れました。そして、それは分かれ分かれに「一人一人の上にとどまった」のです(3節)。聖霊はただ一人の創造主である神様ご自身ですから、たった一つです。しかし、同時に私たち一人一人に共にいてくださる方でもあります。
イエス様がいつも私たちと共にいてくださる、とイメージすれば、それは何という恵まれたことでしょうか。
3.一つのことを、それぞれの言葉で
弟子たちは「聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだし」ました(4節)。その内容は、様々な国々の人々に届く言葉で、「神の偉大な業」を語るものでした(11節)。今、私たちも聖霊に満たされて、イエス様の驚くべき福音を、それぞれに届く言葉で伝えましょう。聖霊がそれを始めます!
<思い巡らし>
イエス様を心に迎え、聖霊に満たされることを求めましょう。