エフェソの信徒への手紙 3章1~6節
イエス・キリストを信じる人は誰でも救われます。あなたも、わたしも、皆です。
1.秘められた計画
今日の箇所からは、使徒パウロが神様の「秘められた計画(3節)」を知り、そのあまりの素晴らしさから、ぜひエフェソの教会の人々にもそれを知ってもらいたいと思っている、その並々ならぬ熱意が感じられます。
神様の「秘められた計画」とは、一言で言えば「イエス・キリスト」です。主なる神様はイエス様を私たちのために送ってくださいました。
中でも、今日の箇所でパウロが異邦人の教会であるエフェソの人々に伝えたかったのは、このイエス様がユダヤ人や特別な限られた人にではなく、異邦人でも、日本人でも、全ての人に与えられたということでした(6節)。この方を信じる人は「誰でも」救われます。この素晴らしい知らせ(福音)をあなたも受け取りましょう。
2.神様の子どもとされた
イエス様を信じて救われた人は、神様の子どもとされます。神様の子どもの実家は天国です。イエス様を信じる人は、誰でも天国を受け取るものとなります(6節)。
3.一つの体とされた
イエス様を信じて救われた人は、神の家族である教会の一員となります。それは、この地上でイエス様をあらわす「体」として歩む人々の群れです。肌の色も、言葉も、国籍も、性別も、世代も越えて、イエス・キリストにあって一つの体として、互いに励ましあい、互いに愛しあいながら地上の旅路を歩みます。
4.神様と指きりげんまん
イエス様を信じて救われることは、神様の約束です。私たちではなく、神様が約束をしてくださったことです。神様の子どもとされ、神様の家族と共に生き、神様の天の国に入ることは、信じる者への変わることのない約束です。イエス様の命を懸けた、決して、絶対、破られることのない、神様の約束です。
<思い巡らしてみましょう>
イエス様を信じる人は「誰でも」救われます。