伝統的プロテスタント信仰に根づく教会です

 ルカによる福音書11章1~13節                               

今日はペンテコステ(聖霊降臨祭)です。「求めなさい」という、イエス様からのメッセージに耳を傾けましょう。

1.あつかましく求めなさい

「求めなさい。そうすれば、与えられる(9節)」というイエス様の御言葉は、一般的にもよく知られている有名な言葉ですね。では、実際は聖書の中でどのような意味でイエス様は語られているのでしょうか。

まず、「誰に」「どのように」求めるのかを考えてみましょう。

この「求めなさい」の直前には、イエス様の祈り求めることに関する、たとえ話が記されています。それは、ある人が真夜中に友人の家に行って、パンを分けてほしいとお願いする話です。非常識な行動ですが、「しつように頼めば(8節)」相手も根負けして何でも与えてくれる、という一風変わっているたとえです。

この「しつように頼めば」とは直訳すれば「あつかましさのゆえに」となります。つまり、「あつかましく求めなさい」というのが、メッセージなのです。

ところで、実際の友人にこんなことをしたら、友人関係を失うかもしれません。しかし、これは「祈り求めること」のたとえ話ですから、現実にあつかましく求める相手は「天のお父さん(神様)」です。あなたを愛してやまない、天のお父さんにあつかましく願い求めなさい、とイエス様は私たちに語っています。

2.聖霊を求めなさい

肝心なのは「何を」求めるか、です。もちろん、「必要なものは何でも(8節)」願い求めて良いのですが、一番求めるべきなのは「聖霊」だとイエス様は最後に語っています(13節)。

聖霊は目には見えないですが、イエス様の霊(神様の霊)そのものです。父なる神様は私たちに良い物を与えたいといつも願っておられますが(11~13節)。その中で最もよいものは、神様ご自身なのは間違いありません。イエス様を信じて洗礼を受けた人は誰でも聖霊を受けます。そして、「求める」人はその聖霊に満たされていきます。聖霊に満たされる人は、豊かな実を結ぶ人になります。

<思い巡らしてみましょう>

①あつかましいほどに何かを祈り求めたことはありますか?②「天のお父さん」というイメージで祈っていますか?③聖霊を求めて祈りましょう