感謝と賛美で

ルカによる福音書17章11~19節  牧師 鈴木光

イエス様と共に生きることを、十人の病人たちの癒しの出来事から学びましょう。

1.イエスさま、と呼びかけて
ある村で「重い皮膚病を患っている十人の人」が、遠くからイエス様に叫びかけました。重い皮膚病を持っている人たちは、社会から隔絶されて生活しなければなりませんでしたので、距離をとって呼びかけてきたのです。彼らは「イエスさま、先生、どうか、わたしたちを憐れんでください」と言いました(11~13節)。
聖書の中で人々が「イエスさま」と名前そのものを本人に呼びかけるケースは意外にもほとんどありません(たいていは、先生とか主とか呼ばれています)。ですが、ここではあえて「イエスさま」という呼びかけが強調して記録されています。
私たちの信仰は、もちろん天地を造られた神様を信じているのですが、聖書が特に伝えたいのは、その主なる神様がイエス様として私たちのもとに来てくださったことです。私たちが主本人であるイエス様に呼びかけ、求めていく時に、より一層信仰は解像度をあげ、豊かなものになっていきます。
イエスさま、と呼び求めていきましょう。

2.みことばに応えて
彼らの叫びにイエス様は病気の完治を確認する役割を担っている祭司たちの所に行って、体を見せるように命じました。彼らが言われたとおりにすると、「そこへ行く途中で清くされた」のです(14節)。
ここには彼らの信仰の応答がよく表されています。普通は癒されたから祭司に見せに行くのですが(そうでなければ怒られます)、イエス様の御言葉に応えて彼らは「行く途中で」癒されたのです。信仰は一方通行の関係性ではありません。イエス様に呼びかけ、イエス様から語りかけられ、互いに応えていく関係性です。
イエス様が聖書の御言葉をとおして語りかけてくださることに応えましょう。

3.「先生」から「主」イエスへ
癒された内からたった一人のサマリア人(外国人)だけが賛美しながら戻って来て、イエス様を礼拝して感謝をささげました。イエス様は「あなたの信仰があなたを救った」と言います(15~19節)。願うことは多くても、意外と与えられた恵みを感謝と賛美の礼拝にして返すことの少ないのが人間の現実です。そうではなく、すべての恵みは主から来ていることを覚え、主イエスを礼拝する者になりましょう。

<思い巡らし>
イエス様に呼びかけよう/御言葉に応えよう/賛美と感謝の礼拝を