あなたの救い主が生まれた日

ルカによる福音書2章6~20節  牧師 鈴木光

メリークリスマス! イエス様があなたの救い主としてお生まれになりました!

1.あなたの救い主
 その日、羊飼いたちは野宿をし、夜通し羊の群れの番をしていました。誰も目に留めることのない、しかし苦労の多い仕事です。そこに天使が現れて「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった(11節)」と告げました。
 この良い知らせは「民全体(すべての民)」への知らせだと言います(10節)。
 クリスマスは外国の宗教のお祝いではありません。神様が造られたすべての人間に告げられた、神様自身の救いの知らせなのです。
 この知らせは人々から「特別だ」と思われている人に告げられたのではありません。人の目からは何者でもない(あってもいいですが…)、しかし、神様から特別に選ばれて招かれた羊飼いたちが知らせを受けました。羊飼いは、神様が今日こうして特別にメッセージを聞いている(読んでいる)私たち一人一人の姿です。
 あなたの救い主が生まれました。

2.大きな喜び
イエス様の誕生は「大きな喜び」だと天使たちは言います(10節)。
それは、この方が「救い主」であるからです。イエス様は目的なく地上を見に来たのではありません。私たちを罪と死(滅び)から救い出すためにこられました。クリスマスは大きな喜びですが、それは命を懸けた愛から出る喜びです。
これは神様の「しるし」だと言います(12節)。神様があなたを愛しているというしるしです。クリスマスの喜びとは、あなたが愛されているという喜びです。

3.飼い葉桶の乳飲み子を見つけて
 生まれたイエス様は飼い葉桶に寝かせられました(7、12節)。宿屋には泊まる場所がなかったからです。イエス様は特別な場所ではなく、最も貧しいところに生まれました。それは、羊飼いがそうであるように、私たちが何者であったとしても迎えることができるためなのです。さあ、共にイエス様を迎えましょう。
 メリークリスマス! あなたの救い主がお生まれになりました!

<思い巡らし>
イエス様はあなたの救い主として生まれました/イエス様はあなたへの神様の愛のしるしです/イエス様を救い主として心に迎えましょう