あなたを照らす光
ヨハネによる福音書1章1~14節
メリークリスマス! イエス様の誕生をお祝いしましょう!
とはいえ、クリスマスは普通の誕生日のお祝いとはちょっと違います。それはうまれたイエス様がお祝いされるのではなく、イエス様が生まれたことが私たちへのプレゼントだからです。今晩開いているヨハネの福音書1章には、その大きな意味が書かれています。
「初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった(ヨハネ1:1)」
聖書は「初めに、神は天地を創造された(創世記1:1)」というひと言で始まります。そして、このヨハネ福音書の始まりは、世界を造られたその神が人となられたことを語っています。「言(ことば)」とは、神様と人間をつなぐイエス様のことをあわわす表現だからです。
私たちの知る限りのすべてを造られた「主」という神様は、人となられました。このスケールの大きな誕生がクリスマスの知らせなのです。
「光は暗闇の中で輝いている(ヨハネ1:5)」
イエス様はまた「光」だと言います。しかも、それは暗闇の「中」に来て照らす光です。では暗闇は何かといえば、神様を見失って自分の価値や、生きる意味、そして、何が正しいのかを見失っている私たち一人一人のことをさしています。
神は人となられた。それはなぜ?それは神様が私たちを愛し、暗闇の中で滅んでいくことを良しとしないからです。あなたを照らす光が来ました。
「その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである(ヨハネ1:9)」これは「あなた」を照らす光の話です。「すべての人」とはすべての人です。あなたもまた招かれたいます。最初にイエス様を礼拝した「名もなき羊飼いたち」のように、あるいは「遠く外国の博士たち」のように、縁もゆかりもないと思っているあなたこそ招かれているのです。さあ共に、イエス様をあなたの心の中に迎えましょう!