大きな喜びの日
ルカによる福音書2章8~20節
メリークリスマス! イエス様の誕生の喜びを共に祝いましょう!
1.神は救い
イエス様の誕生の知らせを最初に受けたのは羊飼いたちでした。天使が「わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる(10節)」と彼らに言いました。
このクリスマスの喜びとは何でしょうか。第一にそれは私たちに「救い主が与えられた」ことです(11節)。イエス様は死と滅び、そしてその決定的な原因である罪からの救い主です。十字架で私たちの一切の罪を赦すために来てくれました。
また、この方は「主」です(11節)。「主」とは、この世界のすべてを造られた神様ご自身のことです。神様は私たちを造ってから無関心なのではありません。むしろ、誰よりも私たちを覚えているからこそ人となって来られました。あなたは覚えられています。そのしるしがクリスマスの主、イエス様です。
2.謙遜な神様
第二に大きな喜びなのは、この神様が誰よりもへりくだられたということです。羊飼いたちに告げられたイエス様の姿は「布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子」でした(12節)。居場所がなく、動物たちのいるところで生まれたので、最初に知らせを受けた羊飼いたちもイエス様のもとに行くことができました。また、誰よりも弱い赤ちゃんとして生まれました(神様ですが完全に人間と同じになられました)。私たちの内にある罪の性質は、神様を素直に信じることを妨げることがあります。変なプライドが邪魔するとでも言えるでしょうか。しかし、イエス様は誰よりも弱い姿で私たちにもとに来てくれました。
3.神の平和
最後に、天使たちの歌声にクリスマスの喜びが表れています。「地には平和、御心に適う人にあれ(14節)」状況や感情によらない変わることのない平和が、イエス様によって与えられます。さあ、羊飼いたちが喜びを人々に分かち合ったように、私たちもクリスマスの喜びを受け取り、また分かち合うものになりましょう。
<思い巡らし>
メリークリスマス!クリスマスの喜びを確認し、共に祝いましょう。