耳のある者は聞け

マタイによる福音書13章1~9節 

聖書の御言葉を聞くことについて、イエス様はたとえ話で教えました。
 種を蒔く人が種まきに出かけました。ある種は道端に落ち、鳥が食べてしまいました。他の種は石だらけの地に落ち、根付かずやがて枯れました。他の種は茨の間に落ちて、成長を妨げられ、実を結ぶまで育ちませんでした。しかし、他の種は良い土地に落ち、何十倍も、百倍も実を結びました。
 種は聖書の御言葉をたとえています。御言葉を聞いても、鳥がついばむように人にそれを奪われるかもしれない、石地のように根付かず辛いことがあると捨てるかもしれない、茨の間のように悩みや誘惑に覆われて実らないかもしれない。しかし、良い土地にまかれたものは、聞いて悟る人で、百倍の実を結ぶというのです。

日本キリスト教団勝田教会さんの投稿 2020年8月8日土曜日

1.耳のある者は聞きなさい
たとえ話の終わりにイエス様は大切な一言を告げます。「耳のある者は聞きなさい(9節)」耳のある者とは、それは学力(読解力)や聴力の話ではなく、求める心、聞く謙遜さがある人ということです。土地が種を受け入れるように、聞いて受け取る心の耳を持つということです。
イエス様のたとえ話は時として分かり易くするためにではなく、聞く耳を持ったものに届くためにあります。耳のある者は聞きましょう。

2.聞いたこと悟りなさい
 せっかく聞いた御言葉も失われ、枯れ、実らないことがあります。誰かの話ではなく、私たちそれぞれが、そのような時があるということです。では、実る良い土地とは何かと言うと「御言葉を聞いて悟る人(23節)」です。人に惑わされても失わず、実際に聞いたことを行って根付き、悩みや誘惑に仕えるのではなく真っ直ぐに神様に仕える人の内には御言葉が現実になる(悟る)のです。

3.すると天の国が実る
 それは、天の国が実るということです。世の評価や成功、富や繁栄ではなく、私たちが本当に求めてやまない天の国が、この地上においてもあなたやあなたの周りに実現し、死の先にはさらに完全な形で受け取るものとなるのです。

<思い巡らし>
あなたは何を求めていますか。天の国が実るよう聞き始めましょう