夜も昼も待ち望み

   ルカによる福音書2章22~38節   

 

 今年最後の礼拝です。聖書の御言葉を通して、主の恵みを振り返りましょう。

 

 

1.礼拝の場で主に出会う

 イエス様がお生まれになって、両親であるマリアとヨセフは、聖書の教えに従い神殿にいきました。神殿には、シメオンとアンナという老人がいました。二人はそれぞれいつも神殿で主を礼拝していました。そこで、二人は赤ちゃんのイエス様に会うことができたのです。まさに、神が人となられたかたに直接会うことができたのです。

 礼拝は主と出会い、主を賛美して共に過ごす場です。この年の終わりも礼拝をもって終えることができるのは、大きな恵みです。

 

2.今、見ている救い

 シメオンはイエス様に会い、主を賛美して言いました。「わたしはこの目であなたの救いを見た(30節)」

 今、私たちはシメオン以上に幸いな時代に生きています。なぜなら、新約聖書が与えられ、また聖霊(イエス様の霊)が与えられていて、既にはっきりとイエス様の救いを目にすることができるからです。旧約聖書の時代からシメオンの時まで、人々はずっと救いを待ち望んできました。しかし、シメオンでさえ、十字架の救いまでは目にすることがなかったのです。今、私たちに与えられている救いの恵みをもう一度確認しましょう。

 

3.夜も昼も待ち望む信仰

 アンナは神殿を離れず「夜も昼も神に仕えて(37節)」いました。信仰は、神様を思い出した時だけ存在するものではありません。夜も昼も、昨日も今日も明日も、いつもイエス様と歩んでいくものです。

 この一年のイエス様との歩みを振り返り恵みを数えましょう。そして、これからの歩みをイエス様と共に始めることを主に祈りましょう。

 

<思い巡らしてみましょう>

 恵みを数えましょう。これからの歩みを思いめぐらしましょう

 主イエスに目を注いで礼拝をささげましょう