人間を照らす光
ヨハネによる福音書1章1~14節
メリークリスマス!私たちを照らす光、イエス様のお生まれを共に祝いましょう。
1.人間を照らす命の光
ヨハネによる福音書のはじまりは、イエス様が人となられた神様であることを、「言(ことば)」という表現で私たちに告げています。
「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった(1節)」
この世界を造られた神様が、人間となって生まれました。なぜ人間となられたのかは、聖書の中で最も有名な言葉に良く言い表されています。
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである(ヨハネ3:16)」
神様は、自ら罪に滅びる生き方をする私たちを、一人ひとり救い出すために、人間となって生まれました。永遠の命には、「あなたは永遠に生きるべき尊い存在だ」と、私たちを見ておられる神様の愛が込められています。
「言の内に命があった。命は人間を照らす光であった(4節)」
2.光は暗闇の中で輝いている
光は暗闇の中で輝き、私たちの闇を吹き払ってくれます。(5節)
聖書の御言葉を通して、私たちはイエス様を知ります。そして、イエス様は私たちの心の中の、深い、深い闇を照らして、吹き払ってくれます。心の闇を照らされることは、時として恐ろしく感じるものです。しかし、イエス様は私たちの罪を裁きに来たのではありません。ご自分の身に、その罪をかぶるため来たのです。恐れずに、前に進み出ましょう。あなたの罪は赦されます。
またイエス様を信じて、罪赦された者は、永遠の命の約束をも受けます。すべての人に平等に訪れる死と滅びの闇も、この命の光は吹き払います。
3.すべての人を照らす光
イエス様はすべての人を照らす光です(9節)。2000年前に招かれた貧しい羊飼いも、外国人の博士たちも、お生まれになった家畜小屋も、あなたを招くためのイエス様のメッセージです。あなたを照らす光が与えられました。共に迎えましょう!
<思い巡らしてみましょう>
永遠の命を与える光。罪を照らし、赦す光。あなたの救い主です。