狭い門から入ろう
マタイによる福音書7章13~14節
イエス様の教えの言葉に耳を傾けてみましょう。
1.狭い門から入ろう
イエス様は天国に入る門について、「狭い門から入りなさい(13節)」と教えています。ここでいう「門」はイエス様のことです(参考:ヨハネ10:9)。つまり、イエス様を信じて天国に入りなさい、ということです。
逆はどうでしょうか。「滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い(13節)」と言って、イエス・キリストだろうが、何だろうが、何でも大丈夫だろう、という広そうな道は滅びに通じていると、はっきり言っています。
狭い門から入りなさい、とイエス様はあなたに呼びかけています。
2.人と違うと恥ずかしい?
とはいえ、「人と違う」のを良くない事だと考える空気も、悲しいことに時として、世の中にはあります。「クリスチャン?はじめて見た。変なの~」と言われたら、なぜかそれが恥ずかしいことなのかな、と思ってしまうかもしれません。
イエス様も続けて、こう言っています。「しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか(14節)」人の目を気にする人の苦労を、なんだか思いやっている言葉のように聞こえます。
3.あなたのための門
ほかの個所で、イエス様は「わたしは羊の門である(ヨハネ10:7)」とも言っています。羊の門は、羊飼いが放牧してきた羊を柵の中に入れる時に使う門で、一匹ずつしか通れないように狭くできています。一匹ずつ、顔を確認して、名前を呼びながら、羊飼いは羊を門の中に入れていきます。だから狭い門なのです。
イエス・キリストはあなたのための門です。道や門が狭いと不安に感じるかもしれませんが、イエス様自身があなたの名を呼び、いつも見守り、命へと導いてくださるのです。安心して、「狭い門から入りなさい」。
<思い巡らしてみましょう>
狭い門から入りなさい、とイエス様があなたに語っています。