養い、集め、抱き、導く

イザヤ書40章9~11節

新しい年を迎えました。聖書の御言葉によって最初の一歩を踏み出しましょう。

1.主は羊飼い

 今年初めの御言葉はイザヤ書40章です。ここには、イエス様が生まれる何百年も前に、その誕生が予告されています。特に11節には主イエス様が、私たちの羊飼いとなって下さることが語られています。羊は信頼する羊飼いについて行きます(ヨハネ10章)。主はこの一年も私たち一人一人を「養い、集め、抱き、導いて」くださる、羊飼いのような方です。頼れる主イエスを仰いで歩み始めましょう。

 

2.主の養いを受けて

 イエス様は私たちを養ってくださる羊飼いのような存在です。詩編23篇には「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。…青草の原に休ませ、憩いの水のほとりに伴い、魂を生き返らせてくださる(詩23:2~3)」とあります。体にも心にも、そして霊にも必要な糧を与えてくださる方です。日用の糧(日々の生活の必要)が満たさされるように信頼して祈り、行き詰まりを感じて疲れた時に主の元に逃れ、日々聖書の御言葉に養われていきましょう。

 

3.集められ、抱きかかえられ

 羊飼いイエス様は、迷子の羊を一匹も放っておきません(ルカ15:1~7)。神様の群れから離れ、打ちひしがれたり(マタイ9:36)、人生の道に迷って罪と滅びに向かったりしている人を、命を懸けて探し出し、救い出す方です。

 十字架と復活のイエス様、言いかえれば「赦しと命を与えて下さるイエス様」にいつも目を注ぎながら今年も歩んでいきましょう。

 

4.導いてくださる

 良い羊飼いは群れ全体を正しい道に導いてくれます。教会としても、その一歩一歩を主の声に耳をよく澄ませて、御言葉に聞き、祈りながら確かなものとしていただきましょう。

 

<思い巡らしてみましょう>

イエス様の養いを受け、救いに目を留め、御言葉に聞いて歩みます