伝統的プロテスタント信仰に根づく教会です

   列王記下5章9~15節               

 

     聖書の中の「主の呼びかけに応えた人たち」シリーズ、五回目はナアマンです。

    ダビデ王の後、イスラエルが南北に分かれていた時代、北イスラエルがヨラム王によって治められていました。その国の預言者であったエリシャのところに、皮膚病の癒しを求め、敵国アラムの将軍であるナアマンがイスラエルを訪れます。

 

1.予想外の治療(10~12節)

 アラムの将軍ナアマンは、アラム王に忠実で、人々に尊敬され、軍人としても力を持つ、「勇士」でした。ただ一つ、彼は皮膚病を患っていました。ナアマンの妻の女奴隷はイスラエル出身でした。その女奴隷が、ナアマンを心に架け、母国の預言者であるエリシャのことを伝えます。そこでナアマンは、エリシャに癒してもらおうとエルサレムの土地を訪れました。そこでエリシャはナアマンに会うこともせず、彼の想像をはるかに超えた簡単な方法で使いを介して、指示します。

2.家来の助言(13~14節)

 エリシャのあまりに雑な対応と馬鹿にしたような指示にナアマンは怒ります。しかし、彼の家来に「あの預言者は、『身を洗え、そうすれば清くなる』と言っただけではありませんか。」といさめられ、神の人エリシャの言葉どおり、ヨルダン川で7回体を洗いました。彼の皮膚病は、子供の体のように清くなりました。この時代多くいた偽預言者は、魔術で治しましたが、真の神様の召した預言者は、神様の言葉で彼の皮膚を癒し、清めました。神様の言葉には力があります。信じる私たちに生きて働く言葉なのです。

3.ナアマンの信仰(15節)

 言葉によって癒されたナアマンは、そのことを通して「イスラエルのほか、この世界のどこにも神がおられないことが分かりました。」とエリシャに告白します。

そしてこの地の土をアラムに持ち帰り祭壇をつくること、そして主君に従い、どうしてもアラムの神にリモンの神殿でひれ伏さなければならないことを告白しました。

その行いは、正しい行いと言い切れるものではありません。しかし、ナアマンのできる限り尽くす神様に対する真実の想いを神様は決して侮りません。エリシャは「安心して行きなさい」と祝福を執り成す言葉でナアマンを送り出します。すべては「信じてその歩みに進み出る」ことから始まります。あなたに用意された神様の奇跡も、『信じて歩み出す』 その一歩から始まるのです。

 

<思い巡らしてみましょう>

 今日神様から与えられた「言葉どおり」一歩踏み出しましょう。