伝統的プロテスタント信仰に根づく教会です

マルコによる福音書 13章14

~27節                   

 

 世の終わりに大きな苦難の時代があり、その後に主イエス様が再び来られて全てを裁かれる希望が聖書には書かれています。

1.読者は悟れ

 イエス様が世の終わりについて語られている言葉の中に、(おそらく)マルコは「読者は悟れ(14節)」と注釈を入れています。「終末」と呼ばれる世の終わりについて書かれた聖書の言葉は、時代を超えて語りかけるいくつかもの意味があります。「これはこういう意味で理解することだけが正しいのです」と言う見方で、人の恐怖をあおる人もいますが、そうではなく、苦難の時代にも希望を持って歩むために聖書の豊かなメッセージを受け取るようにしましょう。聖書は過去と未来だけのためではなく、今、私たちに語りかけている神様の言葉なのです。

2.逃げなさい、祈りなさい、主に信頼しなさい

 苦難の時が来たと分かったら、「ユダヤにいる人々は山に逃げなさい(14節)」とイエス様は語ります。「聖書には多くの殉教者たち(信仰のゆえに迫害を受けて殺された人々)や、「逃げなかった」人々が出てきます。しかし、一方で主の導きによって、逃げた先でまた主に用いられる人々の姿も描かれています。苦難も良し、逃げるもまた良し。いずれも、聖書の主の言葉に聞き、御心に従うことが最善です。

 また、苦難の時に「祈りなさい(17節)」と、イエス様は言われます。苦難の時こそ、祈りなさい。主が聞いてくださいます。これもまた、大きな希望です。

 さらにイエス様は、苦難の時代には多くの「偽物の救い主」があらわれると言います(21節)」。不安な時、人は目に見える人や物に頼ります。しかし、あなたの内にイエス様の霊である聖霊がいます。主が共にいることを信じて頼りましょう。

3.苦難の後、希望

 最後に、イエス様は再び来て、すべてを裁き、信じる者をご自分の御国に入れられます。この約束は、この世にだけ希望を持っている人と、信仰を愚かだと思っている人にはどうでもよいことですが、信じる者には大きな希望です。あなたは、何を見て、何に希望を持って生きているでしょうか。

<思い巡らしてみましょう>

 苦難にどのように向き合いますか。主に希望をおいていますか。