2018年1月18日 木曜日

2012年10月のアーカイブ

肉、肉、じゃがいも、ときどきソーセージ③

ドイツ旅行記第三弾です。

三日目はドイツ新幹線に乗ってミュンヘンに南下し、アルテ・ピナコーク美術館見学。

ブリューゲルやデユーラーら中世から近世の絵画の数々を鑑賞。中でも、祭壇画として描かれた

ルーベンスの「最後の審判」の大作には圧倒されました。

 

四日目は、そこから観光バスでノイシュバインシュタイン城へ。途中、10年に一度の

受難劇上演で知られるオーバーアマガウ村に寄りました。 上演の年には村民が髭をはやし、長髪をなびかせて

日常生活を送り、オーディションを経て役を振り当てられるそうです。

基督教界では、ちょっとは知られたスポットなので、感慨深いものがありました。

 

さて、いよいよ登城です。これでドイツに行ったら必ず訪れるという三大スポットをしっかりと踏破。

ですが、小高い山の上まで上がったり、お城の階段を何百段も上り下りしたり、

時には石畳の道を歩くやら、ウォーキングシューズを履いていても、結構へばりました。

同行諸氏の「さっさと登り切り、しごく爽快な表情」とは対照的な私でした。

そして「海外旅行適齢期」ってあるなぁ、と痛感しました。それだけに何年先と言わずに、

思い切って今年来て良かった~とつくづく思いました。

 

最終日。ミュンヘン、アムステルダム、と乗り継ぎもうまくいき、10/13昼、成田着。

横浜に泊まって透析を受けていた夫と上野で合流。こうして、私自身へのご褒美の旅は喜びにあふれて終わりました。

「神さま、ありがとう。幸雄さん、ありがとう。留守を守ってくれた常陸大宮チャペルの方々、ありがとう。」

肉、肉、じゃがいも ときどきソーセージ ②

ドイツ旅行記第二弾です。

翌朝、ケルン大聖堂の偉容さに驚嘆し、早朝ミサを捧げている堂内を見学しました。

聖堂の中に響く荘厳なオルガンの音色、朗詠の声。私も思わず膝をかがめて、旅の安全を祈りました。

 

聖堂を後にして、ライン川下りの出発地に向かいました。今回は鉄道を利用する機会に恵まれ、

ドイツの暮らしぶりをよく見ることが出来ました。旧市街では、家屋が戸建てでなく、

4階長屋風というか、ピタリと壁同士が付いているのには、目をみはりました。

それと、私たちのイメージにある「工業国」というよりは、むしろ車窓に広がる風景は緑豊かで、

ちょうど北海道の美瑛のそれに似て、羊や牛がたくさん放牧されていました。聞けばかなりの

食糧自給率だそうな。レストランの食事や買い物でも、食料品等はそれほど高くないなぁと感じました。

 

雨との天気予報を見事に覆して、天気晴朗。ライン川下りは快適そのもの。少し気温が低いので、

いっぱい着込んで臨みます。上甲板に陣取ると、それでも寒いのです。「内側から暖めないことには」とか言って、

同行メンバーはワインを空けています。何でもかんでも、「飲み」に通じるようです。ふふふ。

両岸の紅葉、古城、絵葉書さながらのすばらしいパノラマを経験し、「ほんと来て良かった~」と。

それと当たり前のことですが、集落のあるところ、どこでもその中心に尖塔がある教会が建っていたこと、

改めて感動しました。

 

肉、肉、じゃが芋、ときどきソーセージ ①

10/8から10/13まで 楽しく旅をしてまいりました。

教会のニュースに載せた文章をここにもアップします。

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「肉、肉、じゃが芋、ときどきソーセージ」①

この度、ドイツへ行ってきました。研修や出張でなく、純粋に遊びで。というのも、

保育園長リタイア後、夫婦で旅行をと思っても、二宮は週三回透析の身でそれもかなわず、

寛容な夫の許しを得て、私だけの羽根のばし海外旅行となりました。
実は、ケルン放送交響楽団のコントラバシストOB河原泰則さんは高校の同級生で、

「彼を訪ねてケルンへ行こう!」という同期会の旅行企画が、この秋実行に移されたのです。

そこに「私も」と手を挙げたのです。私を含めて一行5名、10/8成田を出発しました。

いわゆる「紅一点」状況。「ええっ?」と驚く方がいらしたのですが、当時一学年450名中、

女生徒はたった36名。昔も今も「オンナ扱い」されませんです。(笑)

 

長いですねぇ。アムステルダムまでの11時間半の飛行機の旅。朝の出発だったので、

そんなに眠くならず、映画を3本も見てしまいました。(教養あふれる友人たちは本を読んでいました。

私は乗り物酔いをする質なので、読書は禁物です。)

 

アムステルダムからケルンまで、鉄道で移動です。今回ユーロ圏内どこまでも乗り継げる

レイルウェイパスを購入しておきましたから、いちいち切符購入する手間が省けて良かったです。

それと、オランダとドイツで駅の乗り継ぎをしてビックリしたことは、出入り口がフリーだということ。

日本のように改札口や出口でいちいち切符のチェックがありません。その代わり乗った車内で、検札があります。

だからただ乗りしようという不逞の輩が出るのでは?と案じますが、そこはそこ、検札で見つかったら

正規料金の10倍ほどを支払わされるそうです。人手をかけない合理主義をかいま見た、という思いと、

やはり「神さまは知っていなさる、見てなさる」という畏れの念がベースにあって成り立っているのかしらん

と感じました。ケルン到着は駅前にそびえ立つケルン大聖堂のシルエットから、すぐに分かりました。

ホームまで出迎えてくれた河原ご夫妻と再会の喜び、握手で実感。

 

現地のワインレストランでの夕食。これがもぉ~すんばらしいのなんの!同行諸氏の呑兵衛さん達、

ビールとワインで乾杯。(河原夫人が、ほんとうにこの人達、飛行機と鉄道を一日掛けて乗り継いで来た

人達なの? とびっくりするぐらい意気軒昂でした。)

豚のすね肉がドーンとお皿に載っているシュヴァィンスハクセ、牛の薄切りカツのウィーナーシュニッツェル、

魚のクリームソース煮、そしてどの皿にもついてくるマッシュポテトの量のすごさ!!

それからトレーほどの大きさがある薄いピッツアも。いろいろ取って、皆でシェアして満足しました。

河原氏いわく。「ドイツ人は決してこんなシェアはしない。自分の皿は自分の責任でしっかりと食べる。」とのこと。

おお、ドイツ個人主義の徹底ぶり! この後も、食べ物に関してはクネーデルというジャガイモ団子や、

ぶっとい白ソーセージ、独特なザワークラフトを味わい、ドイツ料理の味と量を堪能しました。

ガシガシと骨から肉をそいで平らげる様は、見事なものです。

誰かが「ゲルマン民族と戦争しなくて良かったなぁ。。。。」と。

 

そうそう。今回の旅行でワインの美味しさに目覚めてしまいました。

特にライン川下りの出発地で頂いた半醸造酒。まだブドウの甘みが残って、ちょっと「リンゴ酒」のよう。

産地ならではの、この季節だけの貴重な味覚でした。

「ブドウは痩せた土地なればこそ、豊かな実を結ぶ」との話も聞き、うなずいた次第です