伝統的プロテスタント信仰に根づく教会です

    コリントの信徒への手紙 Ⅰ 13章1~13節               

 

 今年度の主題「信仰、希望、愛」から、今日は特に「愛」に注目して、聖書の御言葉に耳を傾けたいと思います。

 今日の個所は、今年度の主題聖句が含まれています(13節)そしてその中で、説教題としてもあげられていますが、「最も大いなるものは愛である」と記されています。

1.愛について

 聖書の小見出しにもなっていますが、今日の箇所は“愛”について書かれています。日本語では、すべてを「愛」という言葉で表しています。新約聖書の書かれた言葉であるギリシア語では、「愛」は3つの言葉で表されています。親子、家族、友情など、いわゆる一般的な愛は、「フィレオ―」、男女間の愛は「エロス」、そして神様の愛は「アガペー」と表わされます。今日のところは神様の愛である「アガペー」が使われています。神様の愛とは、神様のご性質を表わす愛を意味し、神様そのものを表わす言葉でもあります。神様は愛です。(Ⅰヨハネ4:8)

2.神様の愛について(4~8節)

 神様の愛は、神様ご自身です。4~8節には、具体的に記されています。忍耐強く、情け深い、神様は、心を持っておられます。喜怒哀楽をお持ちです。神様は、私たちを愛し、そして守り、育てます。時に戒め、時に共感してくださる。神様でありながら、神様の方から私たちに歩み寄ってくださり、時にはへりくだり、私たちがわかるように、傍らに寄り添ってくださるお方です。それは神様が私たちを愛

して下さっているからこその神様の愛なのです。

3.最も大いなる愛(13節)

神様が私たちに愛を示された最も大いなる行為は、御子であるイエス様を十字架に架け、御子の命を犠牲にして、私たちの罪を贖い、救ってくださったことです。(ヨハネ3:16)神様の愛は、聖く、尊く、偉大な愛です。その愛は、人の心を温め、痛みを癒し、安らぎを与え、言葉では言い表すことができないほどの平安をもたらします。しかし、その根底に、父なる神様の痛み、悲しみ、独り子であるイエス様の命の犠牲がある事を私たちは受け止めなければなりません。

<思い巡らしてみましょう>

 神様の御心を知らされた私たちは、どう神様にお応えしたら良いのでしょうか?