伝統的プロテスタント信仰に根づく教会です

      創世記1章1~5節             

 

 聖書の神様は「創造主の神」、すなわち私たちの世界のすべてを造られた方です。いくつかのキーワードに注目しながら、より深く考えてみたいと思います。

 

1.はじめに

 聖書の最初の一文は、「初めに、神は天地を創造された」です。特に目を留めたいのは「初めに」という一言です。私たちは世界の始まりについて、科学的に解明しようと努力したり、様々な予想や空想をしたりすることができますが、実際のところは分かりません。しかし、聖書はシンプルに「この世界の初めは神様が造ったところからだ」と語っています。言い換えれば、私たちの知っている世界すべての「前に」、この神様がおられました。世界の始まりには神様がおられました。

 ちなみに、神様の名前は日本語訳では「主」と呼びますが、もとの意味は「わたしは(過去・現在・未来を超えて)ある」というものです。名は体を表すと言いますが、まさにすべての始まりの神様であることが分かるお名前です。

2.「光あれ」

 どんなやり方で主は世界を造られたのでしょうか。それも予想を超えた方法でした。「神は言われた。『光あれ。』こうして、光があった。」つまり、ただ言葉によって神様は世界を造っていかれたということです。宇宙の天体の動き、自然の循環の様子、人体の精密さ、他にもこの世界は不思議に満ちていて、どれをとっても奇跡的なものですが、神様は言葉によってそれらを創造しました。

 私たち人間も主が造られました。そして「極めて良い」と言われました(31節)。

3.夕べがあり、朝があった

 「時間」も神様が造られました。神様は光を造られてから、闇を分け、昼と夜を造りました。「夕べがあり、朝があった。第一の日である」と書いてあります。こうして、私たちの知っている「時間」も始まりました。

 ① 「神」という言葉でイメージするものは、いったいどんな存在ですか。

 ② 聖書の神様がこの世界すべてを造られたとあります。どのように感じますか。

 ③ 神様は私たち人間も造られて「極めて良い」と言いました。どう思いますか。