東の国の博士たち

マタイによる福音書 2章1~12節

今年最後の主日礼拝となります。東方の博士たちの礼拝に目を留めながら、それぞれに今年の歩みを振り返り、恵みを数えて感謝と賛美の礼拝をささげましょう。

1.主の導きに感謝

遠く東の国から旅をしてきた博士たち。彼らを導いて来たのは主が示した「星」でした(9節)。そして今、ついに旅の終着点である救い主のもとにたどりついたことを知り「その星を見て喜びにあふれた」のです(10節)。
主なる神様は私たちの旅路を導いてくださる方です。この一年を振り返ってみましょう。変化や出来事、決断や選択、その中でどのような神様の導きを経験してきたでしょうか。恵みを数えて、その一つ一つを感謝し、主を賛美しましょう。

 

2.礼拝の恵みに感謝

星の止まった下には幼子がいる家がありました。言うまでもなく、この幼子こそ人となられた創造主である神様、すなわちイエス・キリストその方です。博士たちは「ひれ伏して幼子を拝み、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた(11節)」とあります。ここには、礼拝する者の姿が凝縮されて表されています。
礼拝は喜びと恵み、そして祝福の源です。主イエスに出会う喜び、主の御言葉を味わう恵み、主に献身する恵み、主に養われ実を結ぶ恵みなどなど。主と共に歩んだ恵みをまた、一つ一つ感謝をもって数えましょう。

 

3.これからの恵み

博士たちは夢のお告げを受けて「別の道を通って」自分たちの国に帰って行きました(12節)。主なる神様はいつも新しい道、新しい祝福を私たちの歩む先に用意されています。これからも主の新しい導きと恵みがある、と確信を持って感謝をささげましょう。
年末年始、そして新しい年に向けて、神様に期待して祈り、思い巡らして過ごす時を持ちましょう。

 

<思い巡らしてみましょう>

この一年を振り返り、恵みを数えてみましょう。礼拝をもって一年を閉じましょう。